朝食ビュッフェ 今朝は早朝の予定はなにもなし、ホテルでゆっくり朝ご飯を食べる事が出来ます。嬉しい! 実は筆者はホテルの朝食ビュッフェが大好きなんです。コーヒーお代わり自由、できたてふんわかオムレツ、フルーツにヨーグルト、カリカリベーコン。日頃は朝ご飯はコーヒーだけなんですが、旅行に行った時はこの朝の優雅なひとときがたまらない。海外特別仕様はオートミール。美味しいかと言われると、ウーンと困ってしまうんだけど、オートミールにメープルシロップをかけて食べると、お腹に優し〜って感じで、とっても良いの。たいていの人は不味いと言います。オートミールの横にはドライプルーンがありました。ちょんとお茶碗に乗っけると、まるで梅干しのお粥みたい! ショー会場へ インターナショナルショーのファイナルは、大人猫は15位まで、子猫は20位まであります。メインクーンは時には3頭ファイナル入りするけれど、ブリード4位のブーは出る幕なさそう。でも、ホテルに残していても、ベッドメーキングに人が入るだろうし、だったら部屋のお掃除が終わるまでショー会場に連れて行くかと、ブーも連れて今日もショー会場へ向かいます。細々した猫グッズのお買い物をし、他の猫種を見たりと会場をウロウロしました。 手作り猫ベッドのお店、欲しいけど、持ってかえるのに、かさばるから、買えないよ〜。 新しい品種、アメリカンボブテール、公認されるべく熱心なブリーダー達が協力してキャンペーン中 この子も新しい品種、サイベリアン、とてもがっちりしています。 メインクーンとどこが違うのと聞くと、全てが丸い事だと、 マズルはしっかりあるけど、四角ではなく丸い。耳も丸い耳だそうです。 ナスキャットのドナに会う 会場を散策していると、向こうの方から、すらりとした綺麗な女性に呼び止められました。私たちに話しかけているの?、と立ち止まったら、彼女はニコニコしながら私たちに歩み寄り、「あなた、ロキサンの女の子をリジョナルにしたでしょ?私、ロキサンの友達で、あなたの事はミーシャがミーシャがって、よく聞いているのよ。」あは、私の名前の綴りだけでは、そう読めるのかな?「まあ、ロキサンのお友達!?」「そう、ロキサンは、うちからの女の子を、一頭、持っているわよ。」「ああ、ナスキャットの方ね!その女の子、サイトで見たから知ってる。とってもいい子よね。」と、あっという間にうち解けて、彼女のベンチング場所に行って、彼女の猫達を見せてもらいました。彼女は子猫と、プレミアを沢山連れてきていていました。この会場はお家から近いそうで、彼女にとってはドメスティックなショーのようなものと、言ってました。 ナスキャットの子猫達、しっかりした骨格の素敵な子達でした。 抱いていいよ、と気軽に言ってくれて、ハンドリングさせて頂きました。 みんな甘えん坊で、とっても可愛い。 ドナとは、「来年来るの?」「分からないけど、きたいわ〜。」「ロキサンも来て、みんなで来年あえるといいね〜」と名残を惜しみながら、お別れ、会場を後にしました。 午後からは、私たちはお出かけ予定。会場は、終わったリングをかたずけて、最後の表彰式のための大きなリングの設営がなされていました。 最後の表彰式のための巨大リング設営中 ガレリアへ ヒューストンのダウンタウンは、都会なのに閑散とした感じです。別にお買い物がしたいわけでもないけれど、繁華街という感じの楽しさを味わいたいのに、そんな賑わいがない。ホテルにあった街の案内と地図をみると、行ってみたいなというレストランはどれも郊外のガレリアという地区にある。お店の広告もガレリア地区、どうもこのあたりが、いわゆる郊外型ショッピング地域になっているのではと想像して、とりあえずそこに午後から行ってみよう計画。ブーをホテルに置いて、ホテルからタクシーに乗りました。タクシーを呼んでもらうとき、「どこに行くの?」と聞かれ、「ガレリア」と答えると、「おお、ガレリアね、」とさも納得したような感じです。ふむふむ、観光客が行くのも、さもありなんの場所のようです。タクシーの運転手は、「ガレリア?ショッピングモールでいいのかい?」「そうそう、ショッピングモール!」わけがわからないけれど、当たりみたい。 ガレリア、ショッピングモール到着 巨大な吹き抜けのあるショッピングモール、3階にまで到達するクリスマスツリー、一回はスケートリンク。 ショッピングモール内のお土産ものやさん。スペースシャトル、宇宙飛行士の置物が ショッピングモール内にお土産店がありました。帰国時のミネアポリスはトランジットの時間が45分位しかない。お土産を買う時間はなさそうなので、このお店で買うことにしました。キャンディーやチョコレート。傑作なのは、「アルマジロの落とし物」というお菓子。「あは、アルマジロのう○こだぁ」と、筆者はおおはしゃぎ。お店の人が出てきて、これは美味しいのよ、絶対気に入るよと、勧めます。ピーカンナッツをキャラメルで寄せたような甘そうなお菓子。不味くても話の種には最高と購入しました。もう一つのお気に入りは、テキサス、オイルドロップ、よくよく箱の説明を読むと、アニス味(リコリスとアメリカでは言います)のジェリービーンズ。アニス味は強烈な、ゴムタイヤや焼けた様な匂いで、独特な味がします。これが実は慣れるとやみつきになる味で(たいていの人はその前に吐き出すけれど)、筆者の好物。ネーミングも最高と喜んで購入。お店の人は、これにはノーコメント、気まずそうな顔をしています。大丈夫よ〜、私、不味い事をちゃんと分かって買っているのだからね〜。 アニス味のジャリービーンズ、テキサス、オイルドロップ ドラッグストア発見 ところで、このショッピングモールに到着する少し手前に、タクシーの窓から、大きな24時間オープン・ファーマシーの看板が付いた建物が見えました。おお、これは、色々なものがあるドラッグストアよね、と言うことで、高級テナントが並ぶショッピングモールから出て、徒歩で来た道を10分ほど逆行、実用的なお買い物をするために、そのドラッグストアに行きました。 シャンプー売り場で、馬のたてがみ、尻尾洗い用シャンプーを探します。ありました、大きなボトルで、とっても安い。重いなあと迷いつつ、あまりの安さに、それでも2本買ってしまいました。ホテルの売店は高いからと、ジュースやお水も購入。シャワーヘッド等が置いてあるコーナーで面白い物発見。日本ではシャワーはたいてい取り外して、手でヘッドを持って使えるタイプだけど、アメリカのシャワーはどこも、壁に取り付けタイプで、ヘッドの向きが少し変えられるだけ。猫のシャンプーなんて、どおやっているんだろうって、不思議でした。そこには、バスタブの蛇口に取り付けられるシャワーヘッドの付いたノズルが売っていて、犬をバスタブでシャンプーしている絵が付いています。蛇口につなぐ部分は、弾力性のある大きなゴムで出来ていて、工具等を必要とせず、色々なサイズの蛇口にはめ込めば良いような構造になっています。ブーをホテルでシャンプーする必要はもうないけれど、次の旅行の機会にはいいかもと、購入。値段も2000〜3000円くらいでしょうか。実は今回はもしもの時用にと頭をひねり、お風呂の手桶を持って来ている私たちでした。空港で荷物を開けられたとき、少し恥ずかしかった。 豪華ディナーは、素敵なレストランで ドラッグストアで買い物が終わったのが、3時半くらい。夕飯には早いが、せっかくガレリアまで来たのだから、素敵なレストランでお食事したい。でも、ヒューストンは兎に角、車社会。街を歩いてレストランという訳にはいかないのです。ショッピングモールをでれば、そこはだだっ広い道路、車がビュンビュン走っています。ぱっと見渡して、レストランの看板が目に入る訳もなく、地図をみても距離感が分からない。タクシーを乗り付けても、この時間、レストランがまだ営業していなければ、バカみたいだし、、。地図を頼りに歩き出してはみたものの、ブロックのナンバーの変異をみれば、目指すレストランは遠そう。急遽レストランガイドを見直し、最も近そうなシーフードレストランを目指して行くことにしました。建物に表示されたブロックのナンバーを確認しつつ、それでも、30分位も、あともう少しと唱えながら、トボトボ歩きました。歩道もしっかりしていて、広々としたとっても良い道路なのですが、心細い事に、歩いている人なんてほとんどいないのです。この地区には、ホテルが沢山いっありました。ダブルツリー・ガレリア、マリオットホテル(インターナショナルショー・カンサスの時のショーホテル)、ホリデーイン等々。いざとなればどこかのホテルに飛び込んでタクシーで帰ろうと、逃げ道があることを言い合うことで、自分を勇気づけながら歩いて行きました。大きな駐車場のある平屋のレストラン発見!建物の雰囲気はまるで違うけれど、郊外型ファミリーレストランみたい。おおここだと、信号を渡って、入り口へ、駐車場を見ると数台車が止まっているから、時間はまだ早いけれど、営業はしているみたい。 恐る恐るレストランのドアを開けると、そこはとてもシックなレストランでした。入り口左半分はショット・バーになっていて、何人かの人がカウンターに座って談笑しています。右半分は素敵な木のテーブルや椅子が並んだレストラン。入り口正面のディスプレーには、氷の上にストーンクラブの爪が飾ってありました。おお、これが食べたかったのよと思わずニンマリしてしまいました。 メニューには色々なお魚の名前がありますが、何のお魚かわかりません。ロブスターあり、アラスカン・ホワイトクラブとあります。こういった物は、マーケットプライス、つまりは時価ということですね。値段を聞いて、料理法を聞いて(何しろ、ぐちゃぐちゃホワイトソースかけや、味付け衣フライはせっかくの素材が死んでしまいます)、シンプルにボイルしたものというアラスカンホワイトクラブをメインディッシュに選びました。アパタイザーは茹でた何とかエビ、半ダースという単位で注文。サラダとビールも頼みました。付いて出てきたガーリックトーストがとっても美味。カリカリの平べったいフランスパンみたいなのの真ん中の窪みにガーリック・パセリ・バターが溶けてしみ込んでいて良い香りと絶妙な塩味です。これだけでビールが進みます。 クラッシュアイスに乗って出てきた茹でエビ、サラダに、香ばしいガーリックトースト 出てきたアラスカンホワイトクラブは立派なタラバガニでした。思わずニンマリ。値段は$27、めちゃくちゃ高いというわけではないけれど、そこそこ良いお値段ですね。でも、とっても満足! 立派なタラバガニは、ロブスター模様のエプロンをつけて大胆に頂きます。 美味しいエビ・カニに満足した私たちですが、まてよ、目的のストーン・クラブの爪を食べていない。そもそもメニューに載っていなかったのです。そこで夫は入り口のディスレーの前まで行って、これは何だと聞いて来た模様。メニューに載っていないが、半ダースいくら、一ダース幾らだよという事らしい(値段は忘れたけれど、そんなに高くはない)。冷たい、アパタイザー的なものだけれど、かまわず「これも食べたい」と、追加注文。ストーンクラブの殻は名前通りとっても固いけれど、身はひんやり冷たくて美味しい。独特のほのかな苦みがあります。レモンをかけて頂きました。 ストーンクラブは、爪だけ採って、また生えてくると、 また爪を採ってという風に養殖され収穫(?)されるらしい(多分) レストランでタクシーを呼んでもらって、ダウンタウンまで帰りました。ウインドショッピングに、役立つお買い物、美味しい食事と、大満足のガレリア地区ショートトリップでした。 パッキングをして、帰国に備える 明日はいよいよ帰国です。飛行機の時間は9時ころと、ゆったりですが、猫のチェックインもあるから、早朝6時半頃に出発予定。タクシーもそのつもりで予約しています。実はガレリアまで乗って行った時のタクシーのドライバーが、空港まで連れて行くよと売り込み。明日、早くから出ているよとのこと。車はバンタイプだから荷物が多くても、猫がいてもゆったりしてそうと思い、その場で予約しました。ドライバーは自分の名前と連絡先の電話番号をくれ、私たちも名刺にホテルのルームナンバーを渡して6時半に来てねと空港までの足は、早々に確保しました。 おおむねパッキングを終わらせ、ブーと遊びながらナイトキャップにと、残ったウイスキーちびちび、のつもりが、まあまあの量が残っていたので、すっかり酔っぱらってしまって、そのまま私たちはぐっすり寝込んでしまいました。 |