早起き 昨夜、早々にベッドで眠ってしまたのと、時間の感覚がめちゃくちゃで、早朝というか、午前2時、3時といった時間帯に目が覚め、結局5時頃までベッドの中で、ウツウツしたりホテル備え付けの街の地図やパンフレットを眺めたりしながら過ごしました。 ショー会場へのシャトルバスは初日は朝の6時から運行予定とか、ショー開始前に帰国後の検疫のための獣医さんの健康診断も受けなければならないしで、早々に起き出して、身支度、出発準備です。コーヒーメーカーでお湯を沸かし、マグヌードルを食べ、ブーにバウダーを入れて、グルーミング。7時過ぎにフロントまで降りていくと、そこにはシャトルバスが来ていました。混んだ状態で行くのかと思ったら、3台もの大型バスが待っていて、適宜人が集まったら出発するようです。私たちが乗ったバスは10人位で、ゆったりでした。 ショー会場到着 シャトルバスは出陳者用、ホール端っこの出入り口に到着。まだ人はまばらで、スタッフらしき人たちが忙しそうに歩いていました。受付でアルファベット順に並んだ封筒から、自分で勝手に自分の封筒を見つけ、ベンチング場所を探します。エントリーナンバーでベンチングケージは表示されているので、まずはカタログを見て、ブーの番号を探します。ブーの番号は587番でした。メインクーンは頭数が多いので、ブリード毎にベンチングが固まっているといっても、探すのが大変。私たちはメインのロー(並び)から少し離れた所にベンチング。端っこなので後ろがなくてお気楽だけど(といっても、通路はどこも結構広く取ってあります)、荷物搬入口の近くで、時々ドアが開いて電動の小さな作業車が出たり入ったり。ブーはそんなに神経質なタイプじゃないけれど、会場の天井の高さと、この作業車に驚いて、恐い恐いのオドオド状態。あれれ、大丈夫かな?と心配です。ベンチングケージのセットが終わったところで、せめて天井の高さには慣らせようと、抱っこして歩いて、周りの様子を見回らせました。 ベンチングケージセッティング完了、 お星様を飾り、玩具のブルドーザー(ケージ上中央の黄色い小さいの、見えるかな?)を置きました。 抱っこして、ブーに会場の様子を見せます。 ショーは慣れているけれど、こんな広い場所、高い天井は初めて、怖がってしがみついて来ます。 ほら、ほら、恐くない、恐くないと、なだめているところ。 広い会場はこんな感じ。ブリード毎に天井から垂れ幕が下がっています。 獣医さんの健康診断 日本からの出陳猫の帰国検疫のために、例年の様に獣医さんの健康診断の手配がなされています。事前に連絡を取り合っていた、お世話をしてくれるアイリーンを探してCFAのブースへ。健康診断はジュニアショーマンシップのリングで8時から行われるとのこと、夫が日本語でアナウンスしました。ところが獣医さんが車の渋滞で遅れるとかで、時間になっても現れません。審査開始は9時だし、帰りの事を思うと健康診断書だけは、もらっておかないといけないし、と、ちょっとヤキモキ。だって本日中にUSDAのオフィスでエンドーズメントを貰わないと、明日は週末だから帰国に間に合わない。後で分かった事ですが、実はUSDAのブランチはヒューストンの空港(国際空港ではない方)にあって、車でちょいと行けば良いところらしい。何もあせる事はなかったの。 獣医さんは9時少し前に到着して、健康診断は無事終了。日本からのエントリーは11頭だけれど,アブセントあり,アメリカに置いて帰る猫ありで,健康診断を受けた猫はわずか3頭でした。獣医さんは自ら車を運転して、ちょいとUSDAのブランチに出向き、昼過ぎには書類は完了。費用は頭割りなので、頭数が少ない分だけ割高になるのか、今年は一頭$50でした。 獣医さんの健康診断を受けるブー、実は体温計がお尻に入っているの。イヤン! 初日の審査は2リング さて、いよいよ審査開始です。ブーのカラークラス、アザータビーアンドホワイトは、元々そんなに多くないクラスと思っていたら、なんとまあ、グランドがブーも含めて3頭、どのカラークラスよりも激戦でした。ブーは一番の若僧グランドでした。 まずは、ラリー・アドキソンのリングから、早速黄色リボンを貰うブー。このリングでベストブリードを取ったのは、少しだけお兄ちゃんのラコステ君、ブーと同じカラークラスのグランドの競争相手の一人です。ラコステ君のブリーダーとオーナーはブーのママ猫のブリーダーであるキャロンとはお友達同士で、「ブルドーザーがインターナショナルに行くよー」とキャロンにメールしたら、「ラコステも行くよー」との事前情報。ラコステ君はキツンRWは確定で、チャンピオンシップでも走っていて、多分両方でRW取るだろと言うことでした。ラコステ君はカメオタビーアンドホワイトで、フワフワのゴージャスな男の子でした。黄色リボンのブーはそれでも大健闘、4位のブリードリボンを貰う事が出来ました。つまりは、アザータビーアンドホワイトのグランドはみんなブリードリボンを貰ったって事です。やったー。何位までブリードリボンが付くかはエントリー頭数によって決められています。最高5位まで、メインクーンは頭数が多いので、5位までブリードリボンが貰えます。 まずは4位のブリードリボンを頂きました。嬉しいなぁ〜。 次の審査は、ウェイン・トレバサン、ここでもブーは4位のブリードリボンを貰えました。一位は今度は、同じカラークラスの、もう一頭のカメオタビーアンドホワイトの男の子、うーん、ブーはホントに一番激戦クラスに参加する羽目になってしまったのね。今年はなんだかブラウンタビーの子が少ないです。ブラウンタビーアンドホワイトのクラスもそんなにいない。いつもなら、メインクーンはブラウン系が主流なのに。 審査の合間に写真撮影 審査の合間に、色々な出店を見て回ります。有名なシャナンフォトグラフィーのブースも発見。カメラマンのリチャードさんは偶然手が空いていたらしく、お隣のお店の人とおしゃべりしてました。これは良いチャンスとばかり、今から猫を連れて来るからと、撮影依頼。慌ててブーを連れに行きました。 リチャードさんの猫の扱いはいつもながら、驚くばかり。猫に話しかけながら、玩具を使って、あっちを向かせたり、こっちを向かせた、くるっと回って、はい振り向きポーズ。狭い台の上で、ブーの遊ぶこと、遊ぶこと。玩具を見据えて、何度となく、ケケケっと鳴くので、みんなで大笑い。とってもリラックスして撮影会となりました。どんな写真が出来るか楽しみです。 初日は早々に切り上げて、 今日のメインクーンの審査は2リングで終わり。ベンチングケージに戻ったブーは、良いタイミングで、おおシッコをしてくれました。大量のオシッコで、ちょっとお腹を濡らしてしまった様です。時間は少し早いけど、時差のせいか、午後になると猛烈な眠気がおそって来ます。ブーをきれいにしてやりたいしで、とりあえずホテルに戻って一休みして、夕飯をどうするか作戦を立てようと、早々にホテルに戻る事にしました。まだ午後4時頃でしたが、会場外にはちょうど良い具合にシャトルバスがいました。 本日の晩ご飯は? ホテルで一眠りして、さてヒューストンのダウンタウンに繰り出すかと、パンフレットと地図を片手に、夫と二人で作戦会議。ヒューストンは海が近そうだからシーフードが良いのじゃないかしらと、ホテルから歩いて行けそうなMassa'sシーフードレストランに行きました。チェーン店でヒューストンには何件かあるようです。スープにサラダ、さてメインは何にしようかと、メニューをゆっくりチェック、キャットフィッシュ(つまりナマズですなあ)のフライというのがあります。ナマズは食べたことないので、好奇心がムクムク、二人で同じ物を頼むのはつまらないからと、夫はカキフライを注文しました。牡蠣フライは、うーん、はっきり言って、ハズレ! 衣にしっかり味付けがしてあって、それがかなり塩っ辛い。フライと言っても唐揚げとフリッターの中間の様な衣で、牡蛎の水分が飛んでしまって、縮こまって、「お〜い牡蛎さん、どこにいるの〜?」状態。牡蛎風味、おつまみイカフライ(よく、スーパーのおつまみコーナーで売っている)を食べているみたいでした。全く、何がアメリカン・キュイジーンよね。素材を生かすって事が出来ないのかしら。。。ナマズはグッドでした。身がふっくら厚いから、ふんわり白身魚フリッターみたいな感じ。食事が終わって、デザートメニューを持って来て貰い(あんまりデザートってない)、シャーベットとエスプレッソを頼んで、ゆったり食後を楽しみました。お店の雰囲気はなかなかいい感じ、サービスもそこそこ、良かったかな。 晩酌は賑やかに〜 ホテルに戻ると、日本からのあるグループに出くわしました。わいわいみなと合流して、ホテルのラウンジでカクテルタイム。ジントニックを頼んでみんなとおしゃべりして、楽しい一時を過ごしました。色々な人が、入れ替わり、立ち替わで、人数も増えてきて椅子も足りなくなって来ました。先に陣取っていた私たちは、部屋でお留守番をしているブーが気になり始め、みなさんにお休みなさいを言って退散。ショー初日は賑やかに終了しました。 初日が終わってベッドでくつろぐブー |