ブリードカウンシル会議 今年のブリードカウンシルの会議は、ショー会場でショーの合間をぬって行われているようでした。メインクーン・ブリードカウンシル会議は、本日早朝7:30より、メインクーンブリードブース前と事前案内がありました。というわけで、今朝も早起き、マグヌードルとコーヒーで朝ご飯を済ませ、7時頃にホテル出発、と思いきや、今朝はシャトルバスがいませんでした。丁度出払っているところなのでしょう、少しヤキモキ。待ってればバスが来るよというベルボーイに、7:30からミーティングなのよと、結局タクシーを呼んでもらいました。 ギリギリ7:30に会場に到着、でも周りのメインクーンの皆様はなんだかのんびり。アナウンスがあって、結局7:50分くらいから、近くの空いた審査リングに集まって、会議は始まりました。30人位は集まっていたのかしら。 最初の議題は、メインクーンの性格について。ショーで猫が怒る悩みはみなさん共通なんでしょうね。初めて出る子は怖がって固まっても当たり前だし、ある時は怒っても、ある時は何でもない事もあるし、慣れて来る子もいるのからねえ。そんな子まで、怒る子だと決めつけられてもねえといった感じの会話がなされていました。スタート時の話を聞き漏らしたのと、私の英語力では、どうも議論の目的が理解出来ない。スタンダードに性格に着いての記載を加えたいのか、あるいはジャッジのワークショップで何か提言したいのか、、 次の議題はコートについて。メインクーンはシャギーなコート、それが特徴よ。でも季節的なものもあるから、それは考慮されるべき、でもロングヘアーでシャギーなコートよ、そこそこには毛がないと。そりゃあ、イーブンなコートはだめ、でも、フサフサなだけではなく、シャギーであることが大事よ、シャギーささえ維持していれば、年齢、季節の問題で多少コートが無くなるのは、配慮してもらわなくっちゃあ。でも、ずーと毛のない子もいるのよ。生えて来る子と、こない子の判断なんて、分からないじゃない。とまあ、そんな会話が熱心におなされていました。また、スタンダードのコートの配点についても、もっと細分すべきだという意見も出ました。コートの配点の中にパターンという細項目を設けてはどうだろうという意見です。結局、結論は出ず、セクレタリーは、みなさん意見を送って頂戴ね。あとでまとめましょうと言うことに(多分)。 次はカラークラスについて。今回の話題はアザータビー、もしくは、アザータビーアンドホワイトのカラークラスについてです。このカラークラスの出陳頭数はだんだん増えて来ているようです。年度を追って、各カラークラスの猫の出陳頭数の変動が示されたグラフの資料が配付され、とくにこの中でのシルバーが増えているとのこと。シルバーを別クラスに独立させるかどうか、、、別クラスにする事を提言するには、ショーあたり何頭くらい出ていなければならないの?出陳頭数の実績は関係ないわよ、、とそこで、ある発言、その前に、マッカレルタビーとクラッシックタビーはどおなのよ。猫種によっては、マッカレルとクラッシックはカラークラスを分けてあるのよ。そっちの方がより一般的な問題だと思うわよ〜、、ああ、そういえばそうねー、確かに、、、じゃあ、みなさん、意見をセクレタリーまでどしどしお寄せ下さい。 最後の議題は、インターナショナルショーのブリードブースの飾り付けについての報告。今まで雄志がボランティアで飾っていたのですが、これを何とかしようと、昨年あたりから、募金の案内は来ていました。そして、今年のメインクーンのブリードブースは歴代のNWの写真を統一した大きさでフレームに入れ、美しい題字も出来ていて、シンプルだけど、なかなか素敵なものでした。セクレタリーが皆様のおかげで募金がいくら集まって、支出はいくらで、こんな風なのが出来ましたと報告。そこでどなたかが質問!収入いくらで、支出いくら、、じゃあ差額のいくらはどおしたの?司会をしていたセクレタリーがやや小さなこえで、それは、私が出しました。。。前に座っていたどなたかが、つかつかとテーブルに近づき、空き箱を探し、「はい!みなさ〜ん、寄付、寄付。」とその箱を回し始めました。入れる人あり、ただ回すだけの人あり。私は何も募金をしてなかったので、$20札を寄付しました。周りを通りかかる人たちが、あんた達何やってるの。チャリティーかい?と冷やかして行きます。「そうよ、募金、募金、」とみんな笑いながら、にわか造りの募金箱を回しました。 「それではみなさん、他になければ、、、」とそこで、「待って〜、ちょっとだけ」とテリフィキャッツのカレンさんが手をあげました。彼女はかつて日本に沢山のメインクーンを送り出し、先の9月には神戸のショーにもいらしていた親日家です。「お名前は忘れて言えなくてごめんなさい、遠く日本から、ここに参加してくれた人を紹介しまーす。」と発言、「ゲッ、私のことだぁ、、」いきなり私が皆様の注目の的に。多分、ある程度顔見知り同士であろう方々の中に、ぽつんと座っている東洋人の私に、みなさん、急に親しげな目を向けて、ウエルカムの拍手をしてくれました。暖かいカレンさんのお心遣いに感謝です。そうすると、もうお一方、「ここにも遠くから来てくれた人がいるわよ〜、ヨーロッパから参加の○○さんです。」拍手。ととてもフレンドリーな雰囲気でブリードカウンシル会議はお開きとなりました。 本日の審査は4リングで大忙し メインクーンの大人の審査は今日4リングあって、そのうちの一リングだけ、ファイナルを明日に持ち越しますが、審査は今日中に終了です。ブーはすっかりショー会場にも慣れてとってもリラックス。ベンチングケージでは、遊ぼうと、ウロウロ、スリスリ。昨日はウイークデーの金曜日で、出陳者だけのクローズドのショーでしたが、今日は土曜日とあって、一般の入場者も沢山います。ベンチングが端のローだったので、沢山の人がブーのケージをのぞき込み、「ビユーティフル!」の連発です。誉められるとうれしくて、ケージのドアをあけて見せてあげようとすると、ブーは遊ぼーと、とっても愛想よく、顔を突き出しご機嫌です。審査リングでも、ジャッジの振る玩具にも、とっても応答がいいので、何人かのジャッジに笑われてしまいました。 ケージのドアを開けると、遊ぼうと飛び出して来そうなブー。止めないと、どこへ走っていくことやら、 どうも隣のケージのプレミア、ホワイトの子が気になるらしい。 今日のブーの成績は赤リボンが二つ、黄色リボンが二つでした。でも、トータルのブリード順位は黄色を貰った時の方がよくて、赤リボンを貰ったキム・エベレットのリングでは、ブリードリボンは5位、ウォルター・ハツラーのリングではブリードリボンはもらえませんでした。でも、黄色リボンだった、ドーエンバーグとサンマーのリングはいずれも、ブリード4位のリボンをいただき、結局6リング中、5リングはブリードリボンをもらったブー、大健闘でした。 結局、ブリードリボンを5本頂きました。やったね〜、ブー! 結局メインクーンブリード内の競争では、ラコステ君がベストメインクーンに、もう一頭のカメオアンドホワイトの子がサードベストメインクーンに、セカンドはブラウンタビーアンドホワイトのグランドの男の子がなった様です(私の計算によると、多分) ダウンタウンをウロウロ さすがに広い会場を4リング、審査のために走り回ると疲れます。それに午後3時を過ぎる頃から猛烈な眠気がおそって来て、くらくらするほど。ホテルに帰って一休み。さて夕飯をどこに食べに行こうかと、でもちょっと面倒な気分です。ホントはタクシーを乗り付けて、郊外のレストランに行こうかを目を付けていました。川沿いの別荘風レストラン、シーフードに野生肉(鹿、バファロー等、)のグリルがあるらしい。でもぉ、くじけてしまい(結局行かなかったんだから書くなって、でも、来年は行きたい!)、それでもテキサスらしいものをと、近くのメキシカン料理レストランをめざし、出発。街がほぼ碁盤の目だし、通りには名前や番号がついているから見つかるだろうと思ったら、実はお店がみつからず、すごすごとダブルツリーホテルの近辺まで舞い戻り、お隣のハイアット・リージェンシーのレストランでお食事をしました。メキシカン風とイタリアン風料理がありました。パエリア(これは本来はスペイン料理か、でもメキシカンピラフ風)とパスタにサラダを注文。サラダとパスタの量の多さには、辟易としました。半分くらいしか食べられなかった。パエリアは美味しかったです。ハイアット・リージェンシーはとてもきれいで豪華なホテル。 ダブルツリーも決して悪いホテルじゃないけれど、ここに比べれば、霞んでしまいますな〜。 そんなこんなで、ダウンタウンを歩き回った私たちですが、人通りが少ないのには驚きです。綺麗な街で、危険な感じじゃないんだけど、もし一人で歩くなら、夜はやっぱり恐そう。信号待ちをしていると、話しかけてくるくたびれた身なりで、疲れた感じの大柄なお兄ちゃん、お金頂戴って、言うんだもん。そんな人に3人は出くわしたなあ。。。高層ビルが林立するヒューストンダウンタウン、車だって沢山通っているのに、夜の街のにぎわいや、猥雑さが何もなく、人影が少なくて閑散としてみえるのはなぜ。 おまけ話だけど、テキサスの英語はすごい!レストランのウエイター、タクシー運転手、ショーを主催している地元キャットクラブの方々、ぱっと耳に飛び込んでくる言葉の雰囲気は、まるでスペイン語(?)。独特なイントネーション、発音で、英語と分かるまでに一瞬のタイムラグが、、実際スペイン語で話す人の多いこと。話す英語で、ネイティブでない私たちですら、地元の人と、よそから来た出陳者の区別が出来るほどです。 アイムス主催ホスピタリティー と、項目を上げましたが、昼間の疲れと、夜のダウンタウンお散歩ですっかり疲れた私たちは、ホテルでブーと遊びながらくつろいでいるうちに、ぐっすり眠りこんでしまい、参加しませんでした。あしからず。 バスルームに入りたくて、ドアの前で陣取るブー |