11月22日(土)

今回の旅行の助っ人のひとつは,投げ込み型セラミックヒーター湯沸かし器。コーヒーサーバーなどに水を入れ,これにセットしてお湯をわかします。カップ麺を作ったり,おしるこ,みそ汁をつくったりと,重宝します。日本人の朝はみそ汁ですよ!豚汁をカップにつくって食べました。…と思っていたら,床に落として,壊れてしまいました。とほほ。高かったのに。とても軽いので、ちょっと当たっただけで滑らかな洗面台を滑って、落ちてしまいました。



室内には,ADSLモデムがあり,RJ45で高速接続できるようになっていました。ところが私たちが持っていったコンピュータにはアナログモデムしかなく,仕方なく56kで接続。日本のニュースをチェックしたり,掲示板に書き込んだりして遊びました。パソコンは便利。




朝の7時45分からフリスキーブースでメインクーンのブリードカウンシルミーティングがありました。
カウンシル・セクレタリーのゲイルから懸案のメインクーンのカラークラスの細分化についてのお話がありました。5年前にブラウンタビー(アンドホワイト)とアザータビー(アンドホワイト)が分割されて依頼の議論ですが,どこをどう分割するかについての案が示され、近々カウンシルメンバーでどの案が良いか投票する事になるでしょう。

 また,スタンダードの表記については,ナスキャットのドナから図あるいは写真による表記が必要との意見がありました。特に今回は耳のスタンダードでの表記について、漠然としたものでなく、もう少し詳しくしたらいいのではないかという考えの様です。広がった耳とは、どんな風なのが広がったのか、ウサギの耳みたいに立ってるのも駄目だし、という意見。現在ではジャッジングスクール用にパワーポイントで各ブリードの説明がファイル化されているので,これを利用することも検討されるべきとの意見です。こんな耳もあれば、あんな耳もあると言った、いろんな例を具体的に写真で比較しあってはどうかと、、、ゲイルは、意見を出すのは良いことだけど、いずれにしても,きちんと書面で提案してね。それで初めてそれを自分がまとめて、皆で討議に回せるのだからと、そんな会話がなされていました。

 メインクーンのブリードカウンシルとしての表彰(各クラス年間トップ10位まで,他のブリードでは行われている)をしてはどうかという提案も。そのためのロゼットを作るには資金が必要で,誰がとりまとめるか,という議論になりました。シェリル,チェイニー,ゲイル,ステファニーなどが資金とロゼット,賞状について検討することになりました。資金は寄付でまかない,25ドルチェックで送ってね,ということにしてはどうかと提案がありました。ここにいる皆さん、これが最初の種まきなのだから、是非協力して寄付をしてねと、そんな会話がなされていました。


審査2日目は4リング。シンゴと同じカラークラスの大きなブラウンパッチアンドホワイトの女の子が頑張っていました。この子が男の子達を押しのけて、見事、ベストメインクーンキツン。

シンゴは,天井の高いショーホールを怖がって,のびのびしませんでした。

尻尾を下げて、耳も寝かせて、"ボクやだな〜"って感じのシンゴ。



シャナンフォトグラフィーにシンゴの写真を撮ってもらいました。いじけモードのシンゴ、3回挑戦して,わずかに5枚しか撮れませんでした。カメラマンのリチャードさん、時間をかけて、何とかシンゴをリラックスさせようと、色々な玩具を降ってみたり、優しく撫でてくれたりしてくれました。本当にありがとうございました。彼のデジカメで直に見せてもらった画像の出来はとってもステキでした。これだけのショットしかとれなかったけれど、なんて綺麗に撮れているんだろうと、リチャードさんは、頑固なシンゴにお手上げ状態ながら、最後には大笑いしていました。


会場は冷房が効いていて少し寒く,フリースの上着を着ていても震えるほどでした。外は温かいのに。私は貼り付け型の使い捨てカイロをお腹に貼りました。でも,とても眠気を誘いました。


メインクーンのブリードブース
歴代のメインクーンのナショナルウイナーたちの写真が飾られていました。



ペルシャのブリードブース。
右の方にはシャンプーの仕方の説明が、写真付きで展示



オリエンタルのブリードブース
毛色とパターンの説明が沢山。



ホテルに帰って,ちょっと一休み…と思っていたら,眠りこけて9時になってしまいました。しまった,どこか良さそうなレストランに行って見ようと、部屋に置いてあったガイドブックを見ながら、幾つか候補に上げていたのに、レストランが閉まってしまう。お腹も空いてきたしで、あわてて近所のレストランを探します。
おお,有名な(アメリカのどこにでもある?)ベニハナが歩いて行ける距離にあることがわかりました。早速着替えて出発。ハイアットリージェンシーの角を曲がって2つめのブロックにすぐみつかりました。エビとサイコロステーキの鉄板焼き。ご飯も出て,すっかり日本食を楽しみました。

旅行中はあまり和食にこだわりはなく、むしろその土地のものを色々試したい私たちですが、やはり急いでいて心のゆとりが無い時には、安心感が。閉店時間が10:30。私たちが行ったのは9:30過ぎ。鉄板焼きのコーナーは地元アメリカ人で盛況でした。スシカウンターがある普通のテーブル席のあるコーナーにはお客がいなく、そこでも良いかときかれました。鉄板焼きコーナーはかなりの人気らしい。メニューにはヤキソバなんていうのもありました。ビーフとシュリンプのプレートのセットメニュー(20$位で、ボイルドライスにサラダ、オニオンスープ付き)を頼みました。ポン酢風とゴマ風味の二種のタレが付いてきました。日本での味とはちょっと違って、やや複雑な一応、和風味で、なかなか美味しかったです。ご飯はジャポニカ米みたいだけど、ちょっとぼそぼそした感じ。でも、「おお白いご飯だ!」と、正直ちょっと嬉しかった。閉店時間がちかいだろうから、長居をしては悪いと思い、ビールを飲みながら、バクバク食べました。お店の人が「お料理はおきに召しましたか?」と様子を聞き来て、「余程お腹が空いていたのねえ」と言われてしまいました。かなりいい食べっぷりだったらしい。


ダブルツリーホテル2階のボールルームではホスピタリティーが行われており,キャッシュバーで飲み物を頼んで,テーブルに座りました。大ディスコ大会。会長のドンもYMCAなどを踊っていました。 このショーには,数年前にジャッジングプログラムを去ったGP元ジャッジも猫を連れて参加しており,お話しすることはありませんでしたが,日本で馴染みのあったジャッジだけに,なつかしく思いました。
入り口にはキャッシュバー、ここでまず飲み物を買って席に着きます。奥の方には小さなミラーボールが回っていて、DJのコーナーが。ビュッフェスタイルの食べ物コーナーにはパスタ、チーズ、野菜の盛り合わせ等がありました。



一時間ほど、ゆっくりお酒を飲みながらパーティーの雰囲気を楽しみ、部屋に戻りました。
私たちが食事に行っている間、ホテルの広いお部屋でお留守番のシンゴ。 部屋を離れる時は、一応テントに入れて出かけるのですが、部屋に戻って出してやると、フカフカソファーがお気に召したようで、よくこの上で寝そべっていました。去年もブー兄が同じ事をしていました。

ショー会場で買った起きあがりこぼしのペンギンも気に入った様で、部屋中転がして、追いかけて遊びます。ショー会場は嫌だったみたいだけど、ホテルのお部屋ではリラックスして楽しく過ごすシンゴ。残念な様な、ホッとするような、、、

とまあ、こんな風に忙しいショー二日目は終了。お休みなさい。


と、ベッドに入り明日はどこへ行ってみようかと、ガイドブックチェックの筆者(妻)。 シンゴは広いベッドで遊び疲れて熟睡中。
(ちょっと工夫して画像処理してみました。寝室風景で失礼します。)

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