週刊HIMEDARUMAニュース

横浜のショーには200頭を超える猫が集まりました。猫グッズのお店に，グープ，ベイラム，馬シャンプーなど，めったに見ることのないわが家の愛用品が販売されていました。私たちはこれまで個人輸入してきたんですが，送料も馬鹿にならず，少量輸入は面倒だなぁと思っていたので，こういうお店があると助かります。また，最近オープンした国内Web上の猫ショッピングモールにもグープなどいいものがあります。

毛の多いシマオのお尻から後ろ足の付け根にかけて，細かいアンダーコートがからまって毛玉がたくさんできてしまいました。洗ってもまた毛玉になるので，ペット用充電小型バリカンで少し刈り込みました。刈る方向をうまく選択すると，魔法のように刈り込むことができます。毛玉解消。後ろから見ると，所々皮膚が露出して寒そうです。

ブルーをつくるダイリュート遺伝子（以下便宜上ブルー遺伝子）は劣性遺伝なのですが，ブルー遺伝子がヘテロでブラウンタビーの子（以下ブラウン）でも，毛質が柔らかくなるように思うのは気のせいでしょうか。うちの最初のペアであるアーノルドやハナコの親戚筋からはブルータビー（以下ブルー）が生まれるので，ブラウンのアーノルドとハナコからブルーが出てもよいに思いますが，３回の出産で生まれた11頭のすべてはブラウンでした。もしアーノルドとハナコの両方がブルー遺伝子についてヘテロ接合体であると仮定すると，ブルーが生まれる確率は1/4。ブラウンが生まれる確率は3/4。実際には11頭全部ブラウンでしたので，3/4の確率が11回続いたことになります。3/4を11回掛け合わせると，0.75^11=00422となります。つまり，アーノルドとハナコの両方がブルー遺伝子をヘテロに持っていたとしたら，11頭の仔猫全部がブラウンであるということは，4.2%の確率でしか起こり得ないことで，あまりありそうにない。数学的には，アーノルドとハナコの両方がブルー遺伝子をヘテロに持っているという仮説は約95%の確率で棄却されるというわけです。でも，どっちかがブルー遺伝子を持っていて，将来バンタローの仔猫にブルーが出るかもしれないという希望はあります。

ところで，劣性の遺伝病であるSMAに関して、アメリカで11頭の子猫を産ませて病気の子猫が産まれなかったら大丈夫という、11というマジック（？）ナンバーが一人歩きして、間違った解釈をする人が多いという話を最近耳にしました。劣性遺伝病のテストブリードは、明らかにキャリアーの猫に，調べたい猫，すなわちキャリアの可能性のある猫を掛けることによってのみ、その結果の判断が出来るものです。キャリアーの猫とは，その猫の子どもにSMAを発症した仔猫が生まれた事があるという事です。という訳で、単にキャリアーかもしれない２頭の猫どうしをかけ合わせてSMAを発症する仔猫が11頭のなかに生まれなくても，その両親がSMAキャリアではないという結果を導き出すことは出来ません。もし仮にその組み合わせから，実際に病気の子猫が産まれてた場合にのみ，両親ともにキャリアだった事が証明されるだけです。限定された特殊な例として，親子で掛け戻す事で子猫の側のみを一定の確率でもってキャリアから除外出来る交配方法がないわけではありません。しかし，それは新たなリスクを伴う，ブリーダーにとっては難しい選択肢となるでしょう。

旅行する時に，家に猫を置いていくわけですが，どうやって世話をするか，これまでずいぶん考えました。１泊くらいなら，水と餌を猫砂をたっぷりやっておけばいいんですが，中には食べ過ぎてお腹がゆるくなる子もいます。そういう子には，タイマー付きの給餌装置で時間を決めて餌をやっています。２泊だと，ほぼ全員にタイマー付き給餌装置。自動でなんとかなるのは２泊まででしょうか。３泊以上になると給餌装置も高価になるし，水も心もとないので（水遊びの好きな連中がいますので），ペットシッターさんに頼む事になります。

私たちがここ数年お願いしている方は，すっかりうちの猫を覚えてくれていて，世話をしてくれた時の状態をしっかりと記録してくれます。たいへん助かります。年末年始，ペットシッターさんは忙しい季節でしょう。

１２月になりました。寒い…そんな中，沖縄に行ってきました。沖縄は暖かく，肩こりも忘れてしまいました。沖縄で見た外猫たちは，セミフォーリンタイプのようなのがけっこういるように思われました。９月１１日の米国自爆テロ以来，基地の島，沖縄への観光客が減っているようですが，私たちが乗った飛行機には新潟県からの修学旅行生もいて，にぎやかでした。

ますますコンピュータウィルスがはびこっているようです。インターネットエクスプローラーのセキュリティホールをつぶしておくこと，アウトルックエクスプレスのプレビューを使わないか，他のメーラに変更する，もちろんウィルス対策ソフト（コンビニで1980円という韓国で開発された抗ウィルスソフトが売り出されると聞きました）をインストールしておき，プロバイダがメール送受信のウィルスチェックをしてくれるならそのサービスを申し込みましょう。

久しぶりのショーが東京で開催されました。プレミアシップの参加猫がいつになく多く，みなさんけっこう得点を稼いだことと思います。落ち着いたショーでした。

CFAインターナショナルショーの結果の概要がここに掲載されています。今年のベストオブベストは，とってもかわいい，白黒のマンクス（避妊猫）でした。このところ，長毛の猫のベストオブベストが続いていたので，ちょっと意外でした。黒い色が多く，おそらくSsなのですが，顔がきれいなハチワレになっていて，とってもキュートな子です。ブリードブースのコンテストでは，アメリカンカールのブースがベストに選ばれました。いくつもの星条旗が飾られて愛国心を高揚させたのもポイントになったでしょうか。

未明にかけて，素晴らしい獅子座流星群が降り注ぎました。でっかい火の玉になって落ちるもの，軌跡が明るく残るものなど，色々な飛び方をしました。家の窓ごしにもたくさん見えました。星が降るとはこういうものか…。毎年，インターナショナルショーの頃は，獅子座流星群。彗星が置いていった塵と地球の軌道が交わるのがこの時期。

東海地方で外国人相手に技術講習を３日間してきました。なかなかタフな３日間でした。ベジタリアンの方や，宗教的に食べ物が制限されている方などいて，国際的な集まりはけっこうたいへんだなぁと感じました。英語をずっとしゃべっていたのも疲れました。

予定されていたショーがひとつなくなったのと，今年はインターナショナルショーには行かない事にしたので，しばらくのんびりした週末です。とはいうものの，あちこち出張が多く，落ち着きません。 落ち着かないと言えば，ナルトのチャンピオン証がまだ送られてきません。神戸のショーの１日目にウィナース６本目まで取ったので，土曜日のうちに主催者にチャンピオン確認申請書と料金を提出し，その後，Dial-a-grandでチャンピオンになっている事を確認しましたが（CFAのコンピュータにはチャンピオンとして登録されたということでしょう），あれからずいぶん経つのに，チャンピオン証がまだ送られて来ないんです。まぁタイトルは間違いないからいいと言えばいいのですが，気になります。

冬に備えて，ハナコとシマオの毛がふいてきました。シマオは台ばかりによる計量でついに10kgになってしまったので，本格的にダイエットしなくてはなりません。

アーノルドとハナコにはすでにひ孫が何頭もいます。ひ孫たちはいずれもよその家で生まれています。静岡県，愛知県，兵庫県，オーストラリア。こうやって子孫が増えていって，いつの日か，手に入れた猫の先祖をたどったら，ハナコとアーノルドの名前をみつける，なんてことがあるかもしれません。不思議な気がします。

秋はカリシやヘルペスによる鼻気管支炎が流行る季節。離乳直後から３ヶ月くらいまでの間が危ない。ワクチンを接種してもこれにかからないわけではありませんが，軽くて済むようです。毎度，仔猫の最初のワクチン接種まではひやひやします。メインクーンの赤ちゃんはでっかいので，40日くらいになったら最初のワクチン打っても平気と思っています。

テレビを観ていたら，作曲家のストラビンスキー本人が組曲火の鳥を指揮している古い演奏を放送していました．Ｎ響の演奏です．こういった映像が残っている事に驚きましたけれど，今や映像の時代，たくさんの映像が撮影され，後世に歴史の資料として残ることでしょう．その中には，アフガニスタンにおいて家庭用ビデオカメラで撮影されたような映像もあるでしょうか．

最近では，小型のビデオカメラで自分の猫のキャットショーでの晴れ姿を撮影している出陳者の方々が多く見受けられます．きれいに撮影されているでしょうか．おそらく照明が不足しているのではないかと思います．ハードディスク内蔵のMP3プレーヤーもあるそうですから，近いうちにハードディスク内蔵の小型ビデオカメラも登場するかもしれません．

　お友達のホームページで、優しいパパやママになって下さる方を探している猫ちゃんがいます。辛い目にあって、優しい方に保護された猫ちゃんです。どうか幸せになれますように、心から応援しています。

http://ww3.tiki.ne.jp/~welcome/

WelcomeさんのWhat's New! の"緊急のお願い"を見てね。

　毛色に関して、この子はとっても面白いなあと思ったので、少し解説させて頂きます。祖先にシャム猫を持つ猫ちゃんですね。目から耳に渡ってブルーのポイントが出ています。でも鼻先は白いし、体も手足の先も白い。つまりはアンドホワイト。シャム猫がベースになった、ホワイトソックスの猫ちゃんです。このくらい白ければ、むしろバンパターンに近いかもしれません。写真では見えませんが、尻尾には上品なブルーのぼかしが入っているのではないでしょうか？　シャム猫に代表されるようなポイント猫ちゃんの特徴である美しいブルーの目ですね。まずはこの猫ちゃんの写真を見て上げて下さい。毛色のお勉強の参考になるかと思います。(シマ子）

私たちがお世話させていただいている「猫語りキャットクラブ」の会報第１号が先週発行されました。CFAに認可されてまだ４ヶ月の新しいクラブです。定期的にちゃんと発行できることを期待しています。

東京で，故赤松審査員をしのぶキャットショーが開催されました。赤松審査員で思い出すのは，浅草で何年か前に開催されたリジョナルショーで当時チャンピオンだったマグをファイナルに入れていただいたことです。このショーがきっかけになって，マグのグランドへの挑戦がはじまりました。マグを眺めての「おひげがしろーて，かわいいなぁ」という声を今でも思い出します。今回のショーカタログには，マグの写真入り広告を掲載させていただきました。

わが家最大の猫はシマオ。ダイエットしていたはずなのに，何故か9.8kg。お腹がぶよぶよです。すらりとした体だったのに，今は手足が短く見えます。相変わらずの甘えん坊で巨体をあずけてごろごろするのは重い！猫を太らせるのもたいへんですが，痩せさせるのもたいへんです。

アフガン空爆，炭疽菌，狂牛病。重大な事件がたくさん報道されていて，ガスマスクが売れていると言います。英会話の先生もガスマスクが欲しいのだが，どこに行っても売り切れだと聞いた，としょぼくれてました。この先生，２カ国語放送が聞けるテレビを持ってないので，情報が遅いと嘆くことしきり。駅で買うデイリーヨミウリなどの英字新聞で半日遅れの世の中の動きを知るそうです。

ついに米英連合軍はアフガニスタンの軍事施設のいくつかに対して，空爆を行いました。限定的な特殊作戦が年明けにでも展開されるのではないかと思っていた私は驚きました。ステスル爆撃機は米国本土から飛んでいったといいます。巡航ミサイルと爆撃機，戦闘機が使用されました。

浅草で開催されたショーでは，成績はともかく，おみやげと食べ物に恵まれたショーでした。下の写真はくじ引きでもらった猫つぐらでくつろぐブッチ君です。二日目には煮物が３種類大鍋で提供され，私はおかわりをしてしまいました。今回，首都高の向島出口あたりがどうなってるか，やっとわかりました。言問橋から向島の入り口にたどりつくのは困難で，その下流の橋から行くとうまくいくことがわかりました。

神戸のショーに行って来ました。少々疲れました。秋のダイア改正（１０月１日から）で新神戸で乗り降りできる新幹線［のぞみ］が増えて，新神戸駅利用が便利になったようです。でも，私たちは改正前のダイアで［ひかり］に乗って行きました。家にたどり着いたのは夜11時。人も猫も疲れてしまいました。次回からは，もっと快適に神戸に行けるでしょう。

コンピュータウィルス対策に，抗ウィルスソフトを購入しました。支払いをコンビニ支払いにしました。はがきが送られてきて，それを持ってコンビニでお金を払うと，すぐに登録キー番号が送られてきました。これを入力すると，サイトからダウンロードした体験版（１ヶ月有効）が正式登録版になる，というわけです。この体験版がけっこう大きくて，10M以上あります。56kモデムでダウンロードしたのではたいへん。ダウンロードファイルをCDRにコピーして，もう一台のパソコンにもインストールし，もうひとつライセンスを購入する予定です。けっこう費用がかかります。

ハイジャック事件に続き，先週は新しいウィルス（ワーム）Nimdaが世界中で猛威をふるいました。Webサイトに感染し，セキュリティホール対策のされていないブラウザでそのサイトを見ただけで感染する，また，ウィルス付きメールをアウトルックエクスプレスのプレビュー機能で閲覧しただけで感染する。さらに，たくさんのウィルス付きメールを送信してしまう。ブラウザを更新し，ウィルス対策プログラムの定義ファイルを最新のものにしましょう。また，プロバイダによっては，メールのウィルスチェックサービスを提供しています。近頃のウィルスの９割はメールによる感染であると言われていますので，こういうサービスは嬉しいですね。

月曜日（振り休）は猫の勉強会があり，メインクーンのスタンダードと脊髄性筋萎縮症(SMA)についてお話しさせていただきました。急な講師だったので，十分ご理解いただけたか心配です。SMAについては誤解を招きやすいので，説明に，とても慎重にならざるをえません。今，できる対策が限られていることも話しをややこしくしてしまいます。早く遺伝子診断が可能になるといいのですが，まだ原因遺伝子が同定されていません。

米国でハイジャック機による世界貿易センタービル激突，という恐ろしい事件が起こりました。数日，米国内での航空機の飛行が禁止されました。この影響で，川越のショーに来日を予定されていた二人のジャッジが米国から来ることが出来ず，急遽，代わりのジャッジが審査をする，という影響が出ました。出陳者にとっては，忘れられないショーになったことでしょう。

10年以上前にニュージャージーからニューヨークを訪ねたとき，自由の女神のある島にフェリーで渡り，マンハッタンをバックに記念写真を撮りました。その写真に，きれいに並んだ世界貿易センターの双子のビルが写っていました。アルバムを引っぱり出して，このビルがなくなってしまったんだなぁと寂しく思いました。日曜にCFA本部のコンピュータに電話したら，前の週の大阪の得点が入っておらず，これもテロによる混乱の影響かと思われました。

大型の台風が日本をうかがっています。この前の台風はとてもゆっくりでしたが，今度のはどうでしょう。夏の終わりには各地で水不足が心配されましたが，台風と秋雨で，水は大丈夫になったようですが，逆に洪水まで起こった地域があって，適当な降水量，というのはなかなか難しいように思われます。猫たちは，窓から台風が運んできた雲と雨を眺めています。

そろそろクォリファイショーの案内が配布される頃となりました。今年は，大阪で開催されます。このショーにエントリーされた猫は，CFAインターナショナルショーへの出場権が与えられます。ただ，実際に競技しなくてはならないわけではないので，昨年はエントリーの３分の１がアブセントした，というリジョンもあったそうです。なかなか難しい。米国本土では，一般のショーでは他リジョン開催のショーでの獲得ポイントもアワードの対象になります。クォリファイショーだけは，居住リジョンに拘束されます。

新宿の雑居ビルで火災があり，44人もの人が亡くなりました。災害のニュースを聞くに付け，地震や火災の時に，猫をいったいどうやって避難させようかと考えます。時間があればキャリーバッグに入れて，いくつかのケージも運び出し，餌と水を確保しますが，もし，今にも家が倒壊しそうになったら，窓から猫を外に放りだして逃がし，後で集めて回るか。しかし，外に出たことのない子たちなので，交通事故に遭うかもしれません。

芸能人の方が会長を務められているクラブのファーストショーが東京で開催されました。最近しばらくあずかって出陳していたオシキャットの子がいい調子で，おそらく200ポイントを超えて，グランドチャンピオンを達成しました。

久しぶりに東京でキャットショーが開催されました。のんびりと猫を出陳して遊びました。これからキャットショーが毎週のように開催されます。主催者の方々はご苦労な事と思います。日程調整，会場設定，ジャッジ招聘，設営，出陳猫集め，スポンサー集め，ロゼット，たくさんの項目をクリアしていかなくてはなりません。どこかに広ーい常設キャットショー会場があるといいなぁと思ったりします。

アルマナックにちょっと暗めのHIMEDARUMA半ページ広告が掲載されました。スペルミスが１カ所ありましたが，まぁよろしい。ところで，なぜだかアルマナック，早い便で注文していると，郵便ではなく，宅配便で送られてくるようです。面白い。前に，CFA印刷物への広告代は分割で支払えるようになったと書きました。広告代金一気に引かれると，けっこう辛いですよねぇ。特にイヤーブック１面広告だったりすると。次回から分割にしてもらうかな。

今年のCFAインターナショナルキャットショーはヒューストンで11月16-18日に開催されます。会場のGeorge R. Brown Convention CenterのホールＣがそれほど広くないそうなので，エントリーリミットが1000頭程度になる模様。CFA日本リジョンからは，日本に帰る猫のため，昨年同様，現地での健康診断を実施するようお願いをしていただいたそうです。これは心強いですね。昨年は検疫のためか，日本からの参加猫が激減してしまいましたけれど，今年はたくさん行くと楽しいですね。

さて，ヒューストンと言えばNASAでしょうか。先日NHKでトム・ハンクス製作指揮のアポロ計画に関する番組を放送していました。キャットショーが終わった後に何日かステイして，観光したいものです。ガレリア地区という全米屈指のショッピングセンターもあるというし。ショーホテルがダウンタウンのいいところにありそうなのも期待できるかもしれません。アメリカではペット可のホテルがけっこうあるので，安いホテルを探してレンタカーというも楽しいかもしれませんね。

実家のにゃん太郎は，狩りに出るとこの季節，セミなどを捕ってくるそうです。食べるわけではなく，飼い主に見せに来るんです。20年以上前に飼っていた猫も，ハツカネズミをくわえて，［ほめて，ほめて］と言わんばかりに，見せに来ていました。まだ生きているハツカネズミを。さすが，小さくても猛獣！プレデターです。

今年は，７月に記録的な暑さになりましたが，８月に入ってからは関東以北ではちょっと涼しくなっています。西日本は相変わらず暑いようですけれど。今年も米がたくさん収穫される見込みでしたが，この涼しさで東北地方の米の作柄はいかがでしょうか。涼しいのはメインクーンにとっては歓迎です。ハナコもシマオもブッチも，暑いと床にひっくり返ってごろごろしています。

シャイニングスターとスターダストのママであるスターストラックの子供がまた１頭アメリカでグランドになり，スターストラックはDMになりました。いやぁ，ほんと，ウィリーとスターストラックのペアは素晴らしい子供を作ります。

ブロードバンドという言葉がふつうに使われるようになりました。高速の回線で接続したインターネットが家庭まで入ってきます。手っ取り早いのはADSLでしょうか。最高では8Mbpsで接続する業者もあらわれました。それが安い！わが家はアナログモデムにISDNですが，144の頃に比べればこれでも早い。しかしこのスピードではストリーミングコンテンツは辛いかも。

大阪ではオールナイトのショーが開催されました。真夜中をはさんで８リング続けてのショーです。明け方には眠くなってしまいました。帰りの新幹線の中では熟睡。家にたどりついたら夕方まで寝てしまいました。大阪はとても暑く，東京で新幹線を降りたらとても涼しく感じました。関東はちょっと涼しくなってきたようですね。

メインクーンのブリードカウンシルからの報告に，近年明らかになった「脊髄性筋萎縮症 Spinal Muscular Atrophy (SMA)」 についての資料が添付されてきました。この病気はメインクーンにまれにみられる常染色体劣性遺伝病と考えられているもので，子猫の時期に，特に後肢に運動障害や痙攣などの症状が出ることが知られています。昨年デービスで開催された猫の遺伝学シンポジウムでもミシガン州立大学のFyfe博士によってメインクーンのSMAが紹介されています。

Himedarumaサイトの脊髄性筋萎縮症解説

J.C. Fyfe博士の紹介サイト
http://www.msu.edu/unit/mic/facpages/fyfe.html

メインクーンのSMAについての情報につきましては私たちで現在準備しています。

東京でリジョナルアワードパーティーが開催されました。
　　
左；トップキャット受賞の方々，右；ルビー受賞にいただいた素敵なお花

強い太平洋高気圧によって，猛暑が続いています。エアコン３台は猫のためにフル稼働，食器洗い機を動かしながらさらに２台の掃除機を動かしたりすると，ブレーカーが落ちます。気温上昇が止まりません。みなさんも水分を十分補給して，熱中症にかからないよう注意しましょう。

大阪のショーから帰ってきて自宅にたどり着いたのは日曜夜10時半，月曜は４時起きして盛岡に出張しました。盛岡は最高気温30度ほどで，少し涼しかった。水曜はまた灼熱の京都に出張だぁ。金曜に帰ってきたら日曜日には楽しいアワードパーティ。今年はばっちり着飾って参加予定ですぅ。

…などと先週書いたのに，まだ調子の悪いテレビをだましながら使っています．スイッチを入れて30分経たないときれいに見えるようにならない．いらいらします．

シャイニンの最初の子猫の Himedaruma Red Emperor がTICAで2001年のセカンドベストレッドマッカレルータビーアンドホワイトメインクーンを受賞しました．オーナーのＴさんが立派なメインクーンに育ててくださって，ショーに出陳していただいた結果です．

さて，私たちがCFAに申請していた［猫語りキャットクラブ］が日本のクラブとしては２年半ぶりにCFAから認可されました．このクラブの準備をはじめたのが１年半以上前，長い道のりでした．しばらくはメンバーのみなさんの登録やショー出陳のお手伝いをさせていただく活動を続けていきたいと考えています．

CFAのアルマナックに全面広告したり，イヤーブックに広告を出すとけっこうな金額になります。イヤーブックだと６万円以上になるでしょうか。一度に支払うのはたいへん，という方々のために，CFAではクレジットカードで支払う方のうち希望される方には，分割で引き落としをする，というサービスをはじめました。一度に高額の引き落としは辛いですよねぇ。分割だとちょっと気が楽になるかもしれません。ぜひお試しを。

テレビの調子が悪くなってきました。テレビがピンぼけ。電源を入れて３０分くらいはまともに映像が見えないのです。ぼやーっとしている。家電リサイクル法が施行されて，こわれたテレビを業者に引き取ってもらうのにお金がかかるようになりました。頭がいたいことです。埼玉県に住んでいた頃にディスカウントショップで買って家までえっちら運んだこのテレビ，よく働いてくれましたが，ここらが寿命のようです。

シマオとバンタローをオレンジグープを使って脂落としをして洗いました。オレンジの香りが好き嫌いがあるかもしれませんが，しっぽの脂がよく取れてさらさらになりました。いい感じです。日常的にはレギュラーグープ，久しぶりの脂落としにはオレンジグープというところでしょうか。

モネと一緒に生まれたウニ丸君（写真上）が日曜日にキャットショーにやってきました。すばらしく長いボディーに成長した美しいレッドマッカレルタビーアンドホワイトの子猫です。ロングヘアースペシャリティーのファイナルにひとつ入り，はじめてのロゼットをいただきました。これからさらに大きな美しいメインクーンに育つ事が楽しみです。モネ（写真下）は１リングだけですがベストメインクーンキツンに選ばれ，ファイナルに入りました。モネはあと少しすると新しいオーナーさんのところに出発してしまうので，このショーが日本での最後の出陳です。