GC.Himedaruma Symphony in Gold


パパの名前にちなんで、ゴールドという言葉を名前に入れました。略して、「シンゴ」、とっても日本的な愛称で呼ばれています。
生まれ出て、ハアッ!と息をしたその瞬間の顔が、あまりにパパのティーと似ていたので、私は夜中にルビーのお産の介添えをしながら、一人で大笑いしました。
兄弟達の中で一番小振りで生まれて来て、一度はじき出され、体温が下がりかけて、育たないのではと心配したことがあります。 以来、気になって、手元でしっかり育てて、その成長を見てみたいと思い、我が家にお残りとなりました。今はそんな事があったなんて信じられない程、元気いっぱい、しっかりした子に育ってくれています。

性格は、ちょっと用心深い子です。何かがあると、取りあえずササっと物陰に隠れて様子を伺い、その後、ソロリ、ソロリと出てきます。 でも、ひとたび安心と分かると、ゴロゴロ、スリスリの甘え子に変身、とても可愛い子です。


ぼくね〜、この前ショーに行ったんだよ〜、どうだったかって?
台の上でね、知らない人が、おもちゃで遊んでくれそうで、遊びたかったんだけど、、、、
ちょっと怖かったしで、ぼく、どうしよかな〜って、悩んじゃった。(4ヶ月)







ぼくがヒューストンでのインターナショナルキャットショーで、
有名なシャナンのスタジオで撮ってもらった写真です。カッチョイイいでしょ!

ホントいうとね、ぼく最初はご機嫌で遊んでもらっていたの。 でも突然、カシャ!って音がして、ピカッ!て光ったんだよね。 それで、怖くなっちゃって、腰が引けて、うずくまったちゃった。 それでね、かっこよく遊んでいるポーズはこれだけになちゃったの。 カメラマンのリチャードさんは優しい伯父さんだったよ。 だから、悪いな〜って思ったけど、怖いものは怖いんだから、しょーがないよね。




私たちにとっては、いつまでも子猫の様に思えるシンゴも、はや一歳となりました。
そして、6/6/2004に横浜で開催された、ショーで、グランドチャンピオンになりました。
おめでとうシンゴ!これで、シンゴはショー卒業です。
審査リングでお耳を伏せて、うずくまってしまうから、 卒業まで、ちょっと長い道のりになってしまったけれど、 パパ譲りの平和主義者の彼は、怒ることもなく、私たちにしぶしぶ付き合ってくれました。
シンゴちゃん、ご苦労様、本当にありがとう。

相変わらすカメラマン泣かせのシンゴ、グランドの記念写真は、おうちでリラックスしているところの、スナップ写真です。(一才)



グランド達成を期に、ショーから引退したシンゴに、またとない縁談が、、、
そして、2004年の真夏のある日、シンゴはお婿に行きました。これからは、よそのお家の坊ちゃんになった訳だから、シンゴ君と呼ばせて頂きます。
シンゴ君の可愛いお嫁さんはアニーちゃんと言います。箱入り娘のアニーちゃんに、シンゴ君は初めは冷たくあしらわれたそうですが、なんとまあ、婿入り数日にして、彼女の心をしっかりゲット、今ではすっかりダンナ様気取りになっているそうです。
そんな訳で、あっという間にシンゴ君はパパになっていました。はい、 それは、ちゃんと、婿入り後です!出来ちゃった婚ではありませ〜ん(笑)。
シンゴ君、アニーちゃん、そしてキャッテリー・バンフのみなさま、おめでとうございます。


なに〜〜〜???  久しぶりに写真撮るの? 僕ね〜パパになったんだよ。ほら、こっち、僕の子どもたちだよ。可愛い?