GC.RW.Himedaruma Mikasayama
華やかなハイ-ホワイトの兄弟たちにの中で、唯一ホワイトの少ない、白足袋君です。ママ譲りの、お鼻の上の少しのホワイトがちょっとお間抜けなチャームポイント。
愛称は「ミカサ」、時には、「戦艦三笠よ!」と、かっこをつけますが、実は甘い和菓子シリーズで幼名をつけたリターの中の一匹、(上品な)「ドラヤキ」がその名前の由来です。叔父さんにあたるシンゴと仲良しで、いつもシンゴのあとを追いかけて遊んでいるので、「シンゴのオマケ」「オマケちゃん」とも呼ばれています。名前も、見た目も、性格も、甘いづくしの子で、なぜか女の子と間違われてしまう、愛嬌たっぷりの可愛い子です。
ショーで、ジャジに遊んでもらっているところ、なかなか可愛い後ろ姿でしょ。
(生後4ヶ月 でショーデビュー:O様お写真提供ありがとうございました。)
4ヶ月早々でショー・デビューしたミカサ。初めは、シンゴのお供でショーに行くことになったのですが、幼いわりには、ちまちまファイナルに残り、ショーポイントを稼いでくれました。それが励みとなって、いつしか、シンゴのお供か、お供がシンゴかといった感じで、 2003-2004年度ショーシーズン終盤でキツン・アワード目指してキャットショーに連れ歩かれる羽目に、そして、見事RWのタイトルを獲得。甘ったれで、陽気な性格の彼は、審査リングでも終始、無邪気に遊び、愛嬌を振りまいてくれました。ありがとうね、可愛いミカサ。これからは、いよいよ大人デビュー、もう少しの間、私たちと一緒にショーに付き合ってね。
有名プロカメラマン、山崎哲氏に撮って頂いた写真。
この時は、4ヶ月の終わり、まだお子様体型かな。
2004年5月末から大人デビューしたミカサは、順調に点数を稼いで、2004年7月最初の大阪のショーでグランドを達成してくれました。パパのブルドーザーに引き続き、3ショー・グランドです。<
彼は奥手の僕ちゃんのようで、見た目も、気分も、まだまだお子ちゃまです。「まだ幼い」「甘さの残る顔」と審査リングで評されながらも、ジャッジに玩具をみせられると、自慢のお耳をピンと立てて、マズルを膨らませ、メインクーンらしさをアピール(・・・なわけないか、本猫はただ嬉しくて遊んでいるだけ)してくれました。このまま、可愛いお子さまのままでいて欲しいような、しっかりした、青年になって欲しいような、複雑な心境だけれど、とにかくおめでとう、ミカサ。
生後8ヶ月
2004年9月 海を越え、ミカサは韓国のキャットショーに参加しました。それが、彼にとっては、新しい門出でもありました。
もともと、猫を飼う習慣がなかった韓国で、猫に魅せられた人々の熱心な活動により、血統猫の文化が広まりつつあります。そんな新しい波の中、ミカサはCFAのGC.RWとして、これからかの地でのメインクーンの土台となる猫の一頭として貢献してくれたらとと、願っています。
・・・とまあ、人間の勝手な夢で、韓国に渡ったミカサですが、新しい家族のもとで落ち着く前に、ちょっとした行き違いがあり、少しの間、キャットクラブの主催者のお宅にお預かりの身となりました。その間も、ミカサは、そんな事はお構いなしのマイペース、人間大好きな猫と愛され、沢山食べて驚かれ、そのお宅のおっとり猫ちゃんたちを従えて、高いところに登っていたらしい。ミカサのおかげで、うちの猫はみんな高いところに上がるようになってしまったと、笑われてしまいました。
今はキャットクラブの若手ホープ、とってもハンサムな青年がミカサのオーナーとなって、とても可愛がられて過ごしているそうです。ミカサがパパになる日が楽しみです。
ミカサが出発した後届いたプロショット、、なんだか懐かしい。
2005年3月、ミカサの写真が届きました。ショーに参加して、好成績をおさめてくれたらしい。綺麗にグルーミングしてもらって、澄んだ瞳から、彼が可愛がられ、とてもいいコンディションであることが分かります。春の嬉しい便りです。さて、ミカサ、お嫁さんをはやく迎えなければね〜〜〜。