*メインクーンスタンダード(CFA)の変更部分(1999年5月〜)*

頭の形: 横幅は中位で,四角いマズルを持ち横幅よりやや縦が長い.年齢のいった種オスにおいて,幅広くなることは,認められる.

マズル/顎: 見た目に四角く,長さは中位である.横から見た場合,端が真っ直ぐである.四角い外観を呈し,先細りや,先がとがってはいない.マズルの長さと幅は,頭の残りの部分と,釣り合っており,感じの良い,バランスの取れた外観である.顎は強く,固く引き締まっており,上唇と鼻とに,一直線に並んでいる.横顔から見た場合,顎の厚みが見て取れ,四角い90度の角度を感じさせる.厚みのない顎,すなわち,顎のラインから,唇にかけて,先細りになっているのは,強くしっかりしたとは見なされず,好ましくない.

横顔: 頭全体の長さは,釣り合いがとれていて,横顔から見た場合,わずかに窪んでいる.横顔は比較的スムーズで,明らかな突起やこぶがない.額の線から,鼻先まで真っ直ぐな横顔は,容認されないし,ブレイク(途切れ)や,ストップ(詰まり)があることを示す横顔も,容認されない.

失格: 華奢な骨格.アンダーショット(下顎の突き出た)の顎,すなわち,口を閉じたとき,上顎の前歯より,下顎の前歯(門歯)が重なるか,突き出ている.斜視.尾のキンク(折れ曲がり).多指.白いボタン,白いロケット,もしくは白いスポット.ハイブリダイゼーション(異種交配)の結果の証拠として現れる,チョコレートやラベンダー色,ヒマラヤンのパターン,または,体のパターンのないアグチ(すなわち,アビシニアンタイプのティックドタビー).


訳:新本美智枝