Himedaruma Fersen
ママのアンにとっても、パパのブーにとっても、最初のリターの最初の子供です。
まあ、なんて綺麗なハチワレの僕ちゃん!と言うのが第一印象でした。逆子で出産に少し時間がかかったので、息をしてくれるかしらとヒヤヒヤする思いも何のその、直ぐにぱくぱく息をし始めて、もぞもぞ、ママのオッパイを探り始めた、とっても元気の良い子でした。
先住猫として、マリーお姉ちゃん、人間の二人のお子さまたちがいる優しい家庭の家族の一員となりました。だから、ちっとも寂しくなかったらしく、到着そうそう、くつろいで、あっという間にとけ込んでしまったそうです。
4ヶ月のお誕生日に、フェルゼン君の写真が届きました。
しっかり、くっきり、大人びた表情でベストショット!
ボク、まだ4ヶ月だよ。
仲良く一緒にネンネだよ。
マリーお姉ちゃんとも仲良しなの。でも、おもちゃ箱はボクの物さ!
とても残念な事に、フェルゼン君のお家では、お子さまたちが、猫アレルギーになってしまいました。
そんな事情で、一歳を過ぎたばかりのある日、フェルゼン君は我が家に帰ってきました。久ぶりに、生で見るフェルゼンは健やかに成長して、とてもハンサム。性格も子どもの頃の甘えっ子のままで、最初、ちょっと”あなた誰?”と怪訝な顔をしたものの、少し撫でてやると、ゴロゴロ、スリスリ、あっという間に打ち解けてくれました。
我が家にしばらく里帰りしていたフェルゼン君、うちではついダイナゴン、ダイナと幼名で呼び慣らしてしまい、「このままお家にいても、、、いえ、我慢、我慢」と、揺れる思いでした。結局は良いご縁があって、彼は、再度おめでたい門出を迎える事が出来ました。ダイナを手放しで気に入って、「大きい!、可愛い!!!」喜んで、迎えて下さったT家のみなさま、本当にありがとうございました。ダイナは、ラファエルというステキな名前をつけて貰いました。この名前を大切に、良い子で、ずっと可愛がってもらってね。