GC.Himedaruma Schrodinger

量子力学で有名なドイツの物理学者シュレジンガーの、これまた有名な「シュレジンガーの猫」の例えにちなんで、名付けました。愛称はシュレです。
幸いにも本猫は箱に閉じこめられることもなく、常にオープンに観測出来る状態で、確実に生き生きと、生きている状態を観測者に見せてくれて、楽しませてくれています。
とっても甘えっ子で、移動中のキャリーの中ででも、呼びかけてやると、グルグル喉をならす程です。
広いベースでピンと立った大きな耳、美しいレッドカラーが自慢の子です。とても柔らかい毛質なので、グルーミングには、ずいぶん苦労させられました。でも、その優しいコートの手触りは独特で、フワフワコートに頬を埋めると幸せな気分になれます。本人も体をすり寄せて、答えてくれます。

子猫時代に少しショーを経験し、大人になってから、本格的に我が家の代表選手として、ショーで頑張ってくれ、10ヶ月の時に見事グランドチャンピオンを達成しました。



3ヶ月時、幼いながらにしっかりしたマズル。なぜか生真面目な表情。


5ヶ月時、妹のアンと一緒にショーに参加、記念写真を撮ってもらいました。


10ヶ月時、階段でくつろぐのが大好き。






大人になってからプロのカメラマンに写真を撮ってもらうチャンスがないままにグランド達成。
おうちで慌ててアルマナック用記念写真を撮影してみました。




2003年8月、シュレのグランドチャンピオン達成を機に、私たちは彼をショーから引退させる事にしました。
もう少し彼とともにショーを楽しみたいという、揺れる気持ちもありましたが、良いご縁があるうち、
まだ若いうちに出発したほうが、早く新しい家族にも馴染むだろう決心しました。
今はある家庭の可愛い王子様として、家族の愛情をいっぱいに受けて、可愛がられ、とても幸せに暮らしています。
彼はグランドチャンピオンなのだからと、チャンプという新しい愛称をもらいました。
本猫もこの呼び名がとてもお気に召したようで、呼ばれると、お返事するそうです。



可愛い3人姉妹のお嬢ちゃんたちに囲まれて、ちょっと偉そう?
本音は皆のいるところに、自分も居たいらしい。



ソファーで、一緒にお昼寝。もう、すっかり家族の一員です。



大きくなったよと、久々に写真付きお便りが届きました。
我が家の王様で、とても甘やかされていて、座ると直ぐに膝に乗ってくるのだそうです。

それにしても、この甘えっ子ぶり、重そうだなあ・・・