Maine Coon Cat


 アメリカメイン州土着の猫がメインクーンキャットとして確立されたものです。 もともと寒いメイン州で暮らしていた猫なので、長い毛を持っています。 歩く様子がアライグマのように見えたらしく、アライグマをあらわす ラクーンから猫の名前が由来しています。

 猫種のなかでも、最も大型で、大きな雄では6〜8キロにもなることがあります。 小ぶりな子でも雄で5キロ、メスで4キロくらいになるようですから、 日本猫よりはでっかい印象を受けます。でも、これは 肥満猫になるという意味ではありません。体がでっかいんです。これを太らせると、10キロ は軽く越えてしまいます。体型はロングアンドサブスタンシャル、つまり長く てがっしりした胴体を持っています。被毛はふぞろいなセミロングです。 尾の毛がふさふさしています。また耳の中と先端部に毛があります。 マズル(鼻の横の髭が生えた部分)が張っていて、四角い顔の印象を 与えます。

 毛の色は色々あります。多いのはブラウンタビーとブラウンタビーアンド ホワイトです。タビーはクラシック、マッカレルいずれもあります。 ソリッドやシルバー、ダイリュートのものもいます。 ポイントが入ったのとアビシニアン様のアグチ以外はなんでもあり、だと 思います。

 ノルウェージャンフォレストキャット(ノルウェーの森の猫)に似ていま すが、フォレストキャットは、マズルがあまりなく、胴体も短い猫です。 アメリカ大陸にはもともと家猫の仲間は住んでいなかったそうなので、 メインクーンは、もともとは北欧の長毛種の猫がコロンブス以降、船ととも にアメリカ大陸に渡り、野生で逞しく子孫を残してきたと考えられます。 アメリカンショートヘアーと生い立ちが似てますね。

 メインクーンは、ショータイプが18〜30万円くらい、ブリードタイプが 12〜18万円くらい、ペットタイプが8〜12万円くらいかな? でも、ショータイプ、と思って買っても、 いい体に育つかどうかは、飼い主の腕しだい、というところかも。

 ショーで見かけるメインクーンたちは、スタンダードよりずいぶん大きい ように思います。7kg以上に見えるのがざらにいます。特に雄には圧倒されます。 でも、ジャッジが「大きけりゃいいというものじゃない」とも言っていました。 中くらいでも、小ぶりでも、バランスが大切だ、ということだそうです。 我が家のUmisachihikoは11月11日には7.4kgだったのを、減量して6.7kgまで 落としました。パパArnoldは5.7kgで、ちょうどいい大きさだと思っています。 小ぶりでも、バランス、バランス。バンタローは、9ヶ月ちょうどで6.3kg! 重い!筋肉のかたまり!で,その後のバンタローは,ショーを走っていた頃は 7〜7.2kgでしたが,引退してからは,7.6kgで安定しています。

一姫ちゃん 6週間

これも一姫ちゃん

ロビーちゃん 甘えん坊なの

元気いっぱいのココちゃん

おねーさんのスセリちゃん(9ヶ月時)


一姫ちゃん 8週間 3枚